笑顔がとてもチャーミングな小畑さん。ローズヒップティーについて、紅茶について、生き生きと語ってくださいました。
■小畑さんは、ペットボトル入りローズヒップティーの開発アドバイザーでいらっしゃいますが、製作プロセスなどをお聞かせ下さい。
元々は、秋にコンビニのホット飲料コーナーで販売する予定で開発を進めました。しかし製品の検証時に、ホットメーカーに入れておくと1週間ほどでローズヒップの色が変色してしまうことが判明したんです。しかも、ローズヒップティーの製造者である(株)ハイピースは天然の素材しか使用しない会社なので余計に・・・。天然素材にこだわることへの弊害がこんなところに現れたんです。
そこで急遽、アイスティーとして販売することになりました。そのため、サイズ自体はホットメーカーに入る280mlになってしまいました。
■ブレンドしている紅茶はどのように選んだのですか?
お茶をアレンジする時は、組み合わせるものの個性を活かすことを大事に考えています。たとえば、ハーブに渋みがあるのならば合わせる紅茶は渋みの少ないものを選ぶなどしています。
このローズヒップティーに使われた紅茶は、キャンディーという種類のスリランカ産紅茶です。香りが甘く、赤いルビー色の水色(すいしょく)。渋みが少なく軽い味わいなのが特徴の、ストレートやアレンジティーに良い紅茶です。
スリランカのお茶園から取れたてを直輸入し、新鮮で美味しい紅茶を使っています。
■ローズヒップはどれくらい入っているのですか?
私が提案したローズヒップティーでのローズヒップと紅茶の割合は約5対5でローズヒップを贅沢に使っています。しかしローズヒップだけでは酸味の強さが足りなかったので、肌荒れやむくみを改善するハーブである「ハイビスカス」を割合的には少量、ブレンドしました。
出来上ったローズヒップティのポイントは、赤い水色がとてもキレイな所と黒蜜のような風味がする所です。
※この商品はご好評につき完売となりました。
最初に試作品として飲んだものは、実はあまり気に入るものではありませんでした。でも(株)ハイピースが作り直して持ってきてくれたものは、自分が望んだ味になっていて大満足です。
お客様の中には、奥様がご購入されたローズヒップティをご主人が気に入り、毎日会社のお昼用にと持っていくケースもあるそうなんです。食事時にも邪魔にならないテイストで後味が大変すっきりしていることと、ビタミンが豊富に摂れることが好評のようです。嬉しいことに、500mlのペットボトルで作ってほしいというご要望も頂いています。
変色してしまう関係でホットとしては販売できませんが、是非ご自宅などで温めて試してほしいです。元々はホットとして考えていたローズヒップティーなので、暖めてもとても美味しいですよ。
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